大人初心者「立野B」の卓球ノート

40過ぎてから卓球にはまった初心者が試行錯誤する卓球ノートです。

カテゴリ:大会観戦 > ワールドツアー

カタールオープン準々決勝での伊藤美誠選手と王曼昱(Wang Manyu)選手の動画です。

王曼昱選手の吉村真晴選手ばりのアップダウンサーブを伊藤美誠選手がほとんど取ることができず、一方的な試合になっています。吉村選手のアップダウンを中国が研究していることが伺えます。

https://tv.ittf.com/video/ito-mima-wang-manyu/772020

ほかにも全体的に中国側が伊藤美誠を良く研究している印象がある試合で、サーブ以外はほぼ互角だったこともあり、それほど悲観的になることはないと思っています。

平野美宇選手がカタールオープンで顧玉ティン(中国)(2013世界ジュニア優勝)選手に負けた動画です。

顧玉ティン選手は国家一軍で世界選手権中国代表の当落線上にいる選手で、注目していた対戦だったのですが、平野選手の完敗に終わりました。

これまでの試合と比べ、かなり研究されている印象です。

https://tv.ittf.com/video/gu-yuting-hirano-miu/770623

 顧玉ティン選手はパワータイプでガンガン打ってくるイメージだったのですが、カウンターを警戒してストップが多い気がしますね。

今夜は、石川佳純選手を4-0で下した王マンユ(Wang Manyu)選手と伊藤美誠選手の対戦があります。 

伊藤美誠選手、平野美宇選手と共に黄金世代と言われる早田ひな選手の今月の活躍をまとめてみました。

並べてみると、本当にカットマンに強い! 中国勢には当たっていないものの、中国人以外のランク上位のカットマンにほとんど勝っているんじゃないでしょうか。

<オーストラリアオープン(チャレンジ)>
準々決勝 4-0 橋本帆乃香(日本)(WR43)
準決勝  4-3 佐藤瞳(日本)(WR21)
決勝   4-1 石垣優香(日本)(WR38)
優勝   ボーナスポイント18

<ジャパンオープン(荻村杯)(スーパー)>
一回戦  4-2 徐孝元(韓国)(WR14)
二回戦  4-1 サマラ(ルーマニア)(WR30)
準々決勝 0-4 丁寧(中国)(WR2)
ベスト8  ボーナスポイント30

<韓国オープン(スーパー)>
一回戦  4-3 徐孝元(韓国)(WR14)
二回戦  4-1 フー(ポルトガル)(WR35)
準々決勝 1-4 丁寧(中国)(WR2)
ベスト8  ボーナスポイント30
 
チャレンジシリーズ優勝、スーパーシリーズでベスト8を2回とボーナスポイントも78ポイントも獲得します。来月の世界ランクは現在の37位から大きくジャンプアップしそうです。
 

中学生になった張本智和選手 今年初の本選出場(通算2回目)となったスロヴェニアオープンで大活躍です。2回戦で香港のNo.3何鈞傑選手を破るなど3勝し、ベスト8まで進出しました。

準々決勝でも、荘智淵選手から試合開始から2ゲームを連取。その後逆転負けは喫したものの、急成長を感じさせます。

結果をまとめてみます。

予選リーグ:2勝0敗で予選突破。

決勝トーナメント

<一回戦>
張本智和 4-2 

<二回戦>
張本智和 4-3 何鈞傑(WR28)

<三回戦>
張本智和 4-0 SZUDI Adam(WR193)

<準々決勝>
張本智和 2-4 荘智淵(WR7)
 

カタールオープンの結果をまとめてみます。

<男子ダブルス>
五輪代表ペアの丹羽吉村組が初戦で許キン/馬龍組を撃破して準優勝、五輪で期待できる結果でした。森薗大島組も準決勝で樊振東 / 張継科組に敗れたものの、2-3と接戦を演じました。これは、男子ダブルスが世界選手権のダブルスで金メダルも狙えそうですね。

主な結果

 丹羽/吉村:準優勝 初戦で許キン/馬龍を撃破
 森薗/大島:ベスト4。準決勝樊振東 / 張継科に2-3で敗れる。

<女子ダブルス> 
こちらも五輪代表ペアの福原伊藤組が決勝進出、丁寧 / 劉詩雯に敗れたものの2-3の接戦でした。

結果

 福原/大島: 準優勝 丁寧 / 劉詩雯に2-3で敗れる。

<男子シングルス>
丹羽選手が1回戦でポーランドの若手ディヤスに1-4で敗戦。世界選手権の不調を引きずっているようで心配です。

主な結果

 水谷:ベスト8。許キンに敗れる
 丹羽:1回戦敗退
 吉村:予選突破:1回戦で許キンに敗れる
 大島:予選2回戦でゲラシメンコ(WR242)に敗れる

<女子シングルス>
石川佳純がクウェートオープンに続き台湾勢に敗北。ちょっと心配です。

 石川:1回戦敗退
 福原:2回戦敗退
 伊藤:1回戦敗退

<女子U-21>
クウェートオープン優勝の早田ひなが好調を維持。平野美宇らを破り決勝進出しましたが、ツォン・ジエン(SIN)に破れ連続優勝はなりませんでした。
 

<日本勢以外の注目選手>
中国男子五輪代表争い

 クウェートオープン優勝の張継科ですが、今回は準々決勝でオフチャロフに敗戦(クウェートオープンでは4-3で勝っていた)。代表争いは再び混沌としています。


シンガポールの ツォン・ジエン(ZENG Jian)(WR62)

 20歳の若手選手。U-21で加藤杏華、前田美優、早田ひなを連破して優勝。一般は福原愛に破れたものの今後警戒要です。ドイツオープンでは平野美宇、ポーランドオープンでは平野早矢香に勝っています。
 

フランスのリー・シュエ(LI Xue)(WR66)

 31歳のベテランカットマン。女子シングルスで伊藤美誠、浜本由惟に連勝。これも警戒要です。 

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