大人初心者「立野B」の卓球ノート

40過ぎてから卓球にはまった初心者が試行錯誤する卓球ノートです。

カテゴリ:用具 > ラバー

11月25日早朝のNHK番組内で、ミズノの新ラバー「Q3」開発が特集されていました。早朝ということで、ほとんどの方は気付かなかったと思うので、紹介します。

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<ざっくり要約>
国内のラバーの8割が外国製という状況の中、東京五輪にメイドインジャパンで臨めるようミズノは「初のラバー開発」にチャレンジ。スポーツとは無関係の自動車用の防振ゴムメーカー「住友理工」と共に、手探りの試作を繰り返し、これまでのラバーを上回る性能を持つラバーの開発に成功する。
(突っ込みどころはいくつかあるがスルー)

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ものづくりの技術で金メダルを!

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ミズノは、プラスチックボールの登場で「弾まず、回転がかかりにくくなった」状況の中、ラバー開発に初のチャレンジ。東京五輪に向け、メイドインジャパンのラバー開発に挑んだ。


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開発パートナーとなったのは、自動車部品用の防振ゴムメーカー「住友理工」。「振動・衝撃を吸収する」ゴムに長けた企業が、全く逆の特性を要求する卓球ラバーの開発に挑んだ。

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手探りで配合を変えながら試作・テストを繰り返し、

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ついに、はねかえり(回転?)、飛距離が5%アップしたラバーが完成。

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藤沼亜衣選手(右隣は梅村礼選手)。ユニフォームに「Q3」の文字。

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すごくボールの食い込みがいい。相手のボールの回転に対し、上書きすることが出来る。

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よい製品が出来た。スポーツにかかわるのは初めてだが、今後もかかわっていきたい。


実はこの何日か前、別の局ではアタック8やマークVなどを製造しているミツホゴムの特集もありました。この調子で行けば、大起ゴムもやるかもしれませんね。もちろんバタフライ(突っ込みたいところ多そうです)も。


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妻がクリッパーCCのフォアに貼っているファスタークG1がいい感じらしいので、自分もG1(トクアツ)を貼ってみた。

ラケット:カルテットAFC
比較対象:ファスタークP1、GFT48

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<第一印象>
硬い、かなり回転がかかる。弾みはP1より落ちる

<P1やGFT48との比較>

(注)P1とGFT48は非常に近いので分けて書かない。P1の方が弾む気がするが気のせいかも。

軽打はちょっと硬い気がするが気にならない。

薄く擦る下回転サーブを出してみると、相当な回転がかかる。P1より薄く当てないと短くならない。

ドライブは薄く当てると強い回転がかかる。ループ気味のドライブが安定する。体勢が崩れた苦し紛れのドライブでも回転がかかるのはありがたい(粘着だと棒球だ)。

逆に食い込ませたスピードドライブはP1の方が安定する。速くて低いドライブを打とうとして強く厚めに当てた時、変に弾けてしまってコントロールできないことがあった。ちょっと慣れるのが時間がかかるかも。

ツッツキやストップはやりやすい。回転もかけやすい。

<一言で言うと>

P1とはかなり違って。かなり「硬い」。トップ選手がP1でなくG1を選ぶ理由はよくわかる。スポンジの硬さは同じくらいなので、シートが硬い(粒が太い?)ということだろう。

サーブやツッツキは硬い分かなり切れる。

<初級者には>

かなり硬くP1と比べるとじゃじゃ馬。初級者は頑張らないと使いこなせないかも。ただ、硬いは硬いが、クリッパーやインナーフォースZLCで打った時は硬さは感じなかったので、ソフトなラケットとの組み合わせなら問題ないと思われる。

<自分には?>

試合とかで使うならもっと柔らかい方がいい気がするが、練習と考えるとこのくらい扱いにくい方がよさそう。頑張って使いこなせるようになっていきたい。


熱心に見ていた人は気付いたであろう、「フォア面のスポンジが赤い」という話題です。

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台に置く時は常にバック面を上にしていました。
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大人初心者としては粒高に興味を持つのは当たり前だろう。でも、粒高に安易に走ってはいけないという自戒も当然だろう。その2つで逡巡していたのだが、


「そうだ、粒高のボールを慣れておく必要がある!」

という名目で粒高ラバーを買ってきた。いきなり「変化幅最大」と言われるカールP1Rである。ラケットは球離れが良く弾まないものがよかろうということで、天王星2のバックに貼ってみた。

# これ以上弾まないラケットはもってないのだ。コルベルは球離れ遅いし。

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レビュー・・・といきたいが、粒高を使ったことはほとんどないので比較することができない。以下は粒高をはじめて使った初心者の感想として読んでもらいたい。

カール P1R 特薄
ラケット:天王星2(7枚合板)
F面:テナジー80FX 中

カールP1Rは、カールシリーズの中でも粒がもっとも長く、変化は最大、ある意味もっとも扱いづらい粒高である。TSPのホームページには以下のように書いてある。
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ルールで定められた範囲で最も高く、細長い粒形状で、大きな変化幅を誇る最強の粒高ラバー。ブロックでは強烈な変化、カットではイレギュラーするほどの切れ味を実現。
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<ナックルブロック>
ちょっと角度がずれただけで飛びが大きく変わるので難しいが、当てるだけでナックルになって返るのが面白い。

<カットブロック>
イマイチうまく出来ないが、時々下回転になって戻っているようだ。今度マシンで練習してみよう。

<プッシュ>
ラケットに載せてから、手首を返して打てば攻撃的なボールになる。ただ成功率が低すぎる。これもマシンで練習する必要があるか。

<ドライブ>
フォアでドライブをしてみた。載せて打てば十分ドライブにはなる。ただ、遅い球なので相当に打ち頃である。

<ツッツキ>
まったく出来ない。

<サーブレシーブ>
面を立ててまっすぐ押せばどんな回転でも、回転を反転させて返せる。これは面白い。レシーブに悩んで粒にする人の気持ちがわかる。

<対粒練習>
粒の球に慣れようという名目で買ったわけだが、粒をやっていると粒をやっている人の気持ちがわかる気がしてきた。対粒対策のためにも、もう少し粒を練習してみようと思う。


 
 

卓球場でエアロックを人から借りてちょっと打ったので、イメージが残っているうちに書き留めておきたい。

エアロック M 厚
ラケット:アコースティック
比較ラバー:ファスタークP1、ラグザXソフト

とにかく打ちやすいラバー。球持ちが非常に良くコントロール性が高い。思いのままに打てる感触がある。

<フォア打ち>
軽いフォア打ちをするだけで球持ちが良いことが実感できる。エアロックのCMでボールがラバーに吸い付いているイメージがあるが、まさにそんな感じ。弾みすぎて抑えきれないことも、弾まなくて困ることもない。強く打てば長く打て、弱く打てばきっちり短く打てる。

また、軽く打ってもドライブがきっちりかかるため、相手はボールが重く感じるようだ。

<ドライブ>
下がってドライブを「軽く」打つと、安定した弧線を描いてボールが飛んでいく。連打してもミスする気が全くしない。驚くべき安定性。高弾性に似ているというレビューもあったが、高弾性ラバーだとここまで安定したドライブは出せないと思う。

強い回転を出そうと、「薄く」「強く」ドライブを打ってみる。途端に力が逃げているような感覚が出てくる。強く打っている割には回転がかかっている感じがしない。それではと、「厚く」「強く」ドライブを打ってみる。今度はスピードの乗ったいい球が行く。ただし、回転はそれほどかかっていないようだ。

<バック打ち>
一番好感触だったのはバック打ち。安定した球が思いのままに飛んでいく。球持ちが良いのがこんなに扱いやすいとは。ブロックもミート打ちも打ちやすい。回転に若干鈍感なのか、相手の回転に気をつかうこともない。

<台上>
時間がなかったのであまり試せていないが、ツッツキはそれほど切れない。攻撃的な台上に向いているわけではなさそうだ。フリックやチキータは時間的に試せず。

<感想>
とにかくバックのやりやすさは高評価。バックに悩んだらエアロックに変えてみるかも。アコースティックとの組み合わせだったので若干物足りなさもあったが、もっと弾むラケットとの組み合わせなら威力も出るはず。


<初心者向け評価>
初心者の2枚目、3枚目に向いている。エアロックに変えればうまくなった気がするはずだ。今までエクステンドやヴェガヨーロッパを使っていた人はエアロックに変えてみるといいかも。高弾性からのステップアップにもお奨めだろう。







 

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