大人初心者「立野B」の卓球ノート

40過ぎてから卓球にはまった初心者が試行錯誤する卓球ノートです。

カテゴリ: 大人初心者卓球論

明日1月23日は卓球迷宮地下一階の貴絽さんに誘われて上尾のユーウェルク卓球場で初レッスン。妻以外に教わるのは初めてだ(そもそも妻以外と打つことも少ないわけだが)。何を教えてもらうか、事前に考えておくことにした。

せっかくなので、普段出来ないことをやってみたいと考え、妻とも相談して以下2つに絞ることにした。

① 多球練習

普段出来ないことと言ったらまず多球練習だろう。打っている内に態勢が棒立ちになってしまう悪い癖を直すのに役立つに違いない。やったことがないので何をすればよいか見当がつかないが、以下二つを頼んでみる

「ランダム多球」フォアとバックにランダムに出してもらう。さいしょはゆっくり、段々早く。もし出来るようになってきたら、下回転も混ぜてもらうことにしよう。

「システム多球」フォア前を払って(またはツッツキで)、バックを詰められて、回り込んでドライブして、フォアに飛びついて、ドライブして など。どんなパターンがあるか聞いてみて試してみたい。書いてみたが出来る気はしない。出来ない理由を指摘してもらって今後の参考にしたい。

最近は、打った後に態勢が崩れない(崩れても戻す)ことを重点に普段の練習をしている。「懐がある態勢」を保てるようになりたい。

②レシーブ練習

妻は左なので、右のサーブレシーブの練習がしたい。卓log会練習会で、右の逆横サーブが5ゲーム目まで取れず追い詰められた。ナックルや準横、逆横、アップのレシーブ練習をしたい。返さないとゲームにならないものね。


以下は、今回は諦めたことのリストである。

・男子のドライブを受けてみたい
・ドライブの引き合い
・チキータや台上ドライブを教わりたい
・ループドライブを教わりたい
・サーブを色々教わりたい


前回のエントリ
 【大人初心者技術論】下半身を固めてボールを打つためには
で書いた方法を定着させるために行った素振りの改善を書いてみたい。

悪いイメージ

① 構える
② バックスイング
③ 打つ

改善したイメージ

① バックスイング
② 打つ

1,2,3でなく、1,2! のイメージである。

これだけだと、イメージの話だけで何が違うのかわからないと思うので補足したい。

素振りをフットワークつきでやるイメージだと、差がはっきりわかる

悪いイメージ

① フットワーク(一歩脚を出す など)して体勢を固める
② バックスイング
③ 打つ

改善したイメージ

① フットワークと、体勢を固める、バックスイングをすべて同時に行う
② 打つ

卓球初心者で、
「しっかり体を作って打とうとすると、どうしても動きが遅れてしまう」
という悩みを持っている人がいるならば、是非試してみて欲しい。少なくとも私には劇的な効果があった。

先日、【練習ノート】下半身が固まったら切り返しが出来るようになった の話を書いた。

ただ、「下半身を固める」こと自体は妻から散々言われていたことで、ずっと意識していた。
では、 なぜ突然できるようになったのかを考えてみた。

やっていた練習をもう一度書く。

① バック側からクロスに下回転を出す
② ストレートに突っついてもらう
③ しっかりと下半身を固めてクロスにドライブ

この練習で、何を掴んだのか。考えていて気付いたので示す。

今までずっと、「下半身を固める」とは、ボールを待っている間を含め、ずっと腰を落として前傾状態を保つことと考えていた。しかし、この姿勢を保つのは苦しく、ちょっとしたことでダメになってしまう。

どうやらこれが違うようなのだ。

ボールを待っている間は、下半身を固める必要はない。自然な形でちょっとだけ腰を落とし、ちょっとだけ前傾になっていればよい。ボールを打つ際に、ぐっと腰を下げて下半身を固め、振り終わった際に体勢が崩れていなければよいのだ。

間違ったイメージ

① 下半身を固め、体勢を作ってボールを待つ
② ボールが来たらバックスイング
③ インパクト

正しいイメージ

① 自然な形でボールを待つ
② ボールに合わせてバックスイングするのと同時に体勢を作る
③ インパクト

重要なのは、「下半身を固めて体勢を作る」と「ラケットを引いて打つ準備をする」を同時にすることだ。

妻曰く、「当たり前すぎてアドバイスできなかった」

これだから大人初心者は難しい。

PS

今日の練習では、下半身を固めなくても切り返しが安定するようになってきた。
何か別のことも改善しているようだ。次のエントリで書いてみたい。



 

 

「擦るドライブ」とか、「食い込ませドライブ」とか言うが、長い間理解できなかった。正直大人初心者には掴みづらい感触だと思う。

正規の教育を受けた人から見れば違うと思うが、感触の掴み方を紹介してみたい。

擦るドライブも食い込ませドライブも、スイング速度があって、インパクトのタイミングがきちんとしていれば、さほど難しいものではない。だが、どちらも大人初心者には難しい。なので、ここでは

「弱いタッチで食い込ませドライブを打つ方法」 を紹介したい。上達すれば使う場面はないと思うが、感覚がなかなか掴めないときは試してみても良いと考える。

<理論>

面を立て気味に球にあて、球がラバーに食い込んでいる間に球に沿って包み込むように素早く面を被せていき回転をかける。当ててから被せる感覚だ(実際には当てる前に被せ始めるが)。

<解説>

私もそうだったが、大人初心者はボールを掴む感覚がわからない場合が多い。「食い込ませドライブ」は球を持っている間に球に回転をかけるわけだが、掴む感覚がないので回転のかけかたもわからないのだ。

とはいえ、弱いインパクトでは食い込まず、強く打とうとするとスマッシュになってしまうのが大人初心者、だから、当たっている間に面を被せることで無理やりラバーの引きつれを引き起こす。

<コツ>

① とにかくボールを良く見る。インパクトの瞬間を視認してから被せるくらいで良い。良く見て、被せはじめるタイミングは出来るだけギリギリに。このうち方はインパクトしてから被せるので良く見ることがとにかく重要。バックの方が見やすいので、ちょっと高めの球をバックに送ってもらい、目の前で球を打つとやりやすい。

# バックの方がお奨めだが、フォアでも出来るはず。

② スイングは直線的ではなく、あくまでボールを包み込むように曲線で。打つ前は面は垂直、打った後は水平になるくらいに面を被せる。

③ うまくいった時は結構な回転がかかる。何度も試して感触を掴むとよい。

④ どうしてもうまく出来ない場合は、ラバー・ラケットが硬過ぎるのかもしれない。柔らかいラバーに変えてみるとよい。

これで「食い込んでドライブがかかる」感触がわかるはず。後は、いつものフォームでどうやれば同じ感触が出せる試行錯誤すればよい。大事なのはフォームでなく感触だと思う。感触がわかれば、感覚も身につくはずだ。




正規の教育を受けている人は、正しいフォームと反復練習(マシンとか多球とか)で自然と身につけているんだろうなぁ。






 

マシンを打ち込んでいたらバックハンドのコツが一つわかった気がしたので書き留める。

体の真ん中に来たボールに対し、バックハンドをコンパクトに振る際、ラケットのヘッドが前に回っていくよう、心持ち手首を返すように(というかボールに負けないように押す感じ)すると、威力あるボールが出る。

以前からわかっているコツとあわせて整理する。

① バックハンドもフォアハンドと同様、ラケットヘッドが回っていく感覚で打つ
② バックハンドはフォアハンドと比べコンパクトなので、回っていく中心はラケットに近い場所にある。私の感覚だと手首と肘の中間あたり。
③ インパクトのタイミングは回る中心の真横(意識としてはもっと体に近いところにする)。
④ 手首の動きのイメージは「手と平行方向」だけではなく「手と垂直方向」も若干加える(若干手首で押し出す感じ。今日掴んだコツ)

「それぞれの注意事項」
① コンパクトでスイング速度を出すためには手首の使用は必須だが、手首だけにならないよう注意
② 回転する半径が小さいので、ラケットのどこに当たるかで大違い。私にはヘッドから4分の1あたりがベストのように感じられる。
③ 前の方で当たってしまっては威力も出ないしボールも落ちてしまう。前で打つ場合には肘も出す。逆に差し込まれた場合は肘を体に寄せて打つ。
④ タイミングがシビアなので使いすぎない方がよさそう。

しばらく意識して練習してみることにする。

しかし、バックハンドは(見よう見まねの)我流だが正しいのだろうか。。

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