香港で行われているリオオリンピック卓球アジア大陸予選。まだリザーブ選手は決まっていないものの、ほぼ結果が出たので紹介します。なお、中国、日本などの世界ランキング上位選手たちは揃ってステージ2は欠場しています。男子と女子分けて紹介します。

日中韓の代表候補は全員が世界ランクによる出場が確実なため、基本的にはその他の選手による争いになっています。北朝鮮が男子は出場していないようですね。

<男子 ステージ1>

東アジアトーナメント:  馬龍(中国)(WR1)
 モチベーションが上がらない選手が多い中、当然のように優勝。さすがとしか言えません。
東南アジアトーナメント: チェン・フン(シンガポール)(WR149) 
 シンガポール勢中心の争い。ガオ・ニン、リー・フーを破って代表権獲得。
南アジアトーナメント: ゴーシュ(インド)(WR86)
 南アジアトーナメントはインド勢のみの出場。トーナメントする意味あるんでしょうか。
西アジアトーナメント: リー・ピン(カタール)(WR28)
 西アジア屈指の選手、リーピン(李平)が当然のように優勝。
中央アジアトーナメント: ニーマ・アラミヤン(イラン)(WR112)
 アラミヤン兄弟の決勝は弟が勝利。兄もステージ2で出場権獲得しています。

<男子 ステージ2>

DRAW A: ゲラシメンコ(カザフスタン)(WR195)
 直前のカタールオープンで大島を破ったカザフの20歳ゲラシメンコが香港の江天一を破って代表権獲得。
DRAW B: アチャンタ(インド)(WR61)
 インドの第一人者アチャンタがアラミヤン兄を破って代表権獲得。
DRAW C: 陳建安(台湾)(WR64)
DRAW D: 何鈞傑(香港)(WR52)
 代表権を獲得した何鈞傑ですが、五輪シングルスは黄鎮廷と唐鵬が出場でしょうか。
敗者復活1:ノーシャド・アラミヤン(イラン)(WR132)
 江天一を破ったアラミヤン兄が代表権獲得。兄弟揃ってシングルス出場ですね。
敗者復活2:KENJAEV Zokhid(ウズベキスタン)(WR246)
 五輪代表獲得選手では最も無名の選手ですね。読み方すらわからず申し訳ないです。

<リザーブ>
1 江天一(香港)
2 TANVIRIYAVECHAKUL Padasak(タイ)
3 ALKHADRAWI(サウディアラビア)
4 AL-ABBAD(サウディアラビア)
5 GONZALES(フィリピン)
6 IBRAHIM Muhd Shakiri(マレーシア)