報道されている通り、平野早矢香選手が引退する発表をしました。長らく日本卓球界を引っ張ってきた存在であり、ここ最近の団体戦のメダルは団体で圧倒的に強い平野選手のおかげでした。

# 団体戦での平野選手には勝っているイメージしかありません。

平野早矢香選手の引退直筆コメント

残る大会は、

3月16日~20日 東京卓球選手権(東京体育館)
4月9日 ビッグトーナメント(佐賀県総合体育館)

の2大会になります。 

非常に研究熱心で頭脳的なプレーをする選手だけに、今後、指導者として後進を育てて欲しいと思っています。

平野選手のこれまでを振り返ってみます。最高世界ランクは10位(2011年8月)、五度の全日本シングルス優勝(ダブルス3回優勝)、ロンドンの銀メダル、14度の世界選手権出場、五度のメダル。21世紀の卓球界は平野選手が支えてきたと言えるでしょう。

年齢大会種目成績備考
200116世界選手権混合ダブルス2回戦敗退
200318世界選手権混合ダブルス1回戦敗退負けた相手は 馬琳&王楠
200418全日本選手権シングルス優勝
200419世界選手権団体戦3位梅村礼、福原愛、藤沼亜衣、谷口直子、平野早矢香
200519全日本選手権シングルス優勝(2回目)
200520世界選手権シングルス3回戦敗退
200621世界選手権団体戦3位福原愛、金沢咲希、福岡春菜、平野早矢香、藤沼亜衣
200721全日本選手権シングルス優勝(3回目)
200722世界選手権シングルス3回戦敗退サマラに敗退
200822全日本選手権シングルス優勝(4回目)
200822全日本選手権ダブルス優勝
200823世界選手権団体戦3位福原愛、平野早矢香、福岡春菜、藤井寛子、石川佳純
200823北京五輪団体戦4位福原愛、平野早矢香、福岡春菜
200823北京五輪シングルス3回戦敗退
200923全日本選手権シングルス優勝(5回目)
200924世界選手権シングルス2回戦敗退
201025世界選手権団体戦3位福原愛、平野早矢香、石川佳純、藤井寛子、藤沼亜衣
201126世界選手権シングルス4回戦敗退范瑛(中国)に敗退
201227世界選手権団体戦ベスト8石川佳純、福原愛、平野早矢香、藤井寛子、石垣優香
201227ロンドン五輪団体戦2位福原愛、平野早矢香、石川佳純
201327全日本選手権ダブルス優勝(2回目)
201328世界選手権シングルス3回戦敗退李暁霞に敗退
201428全日本選手権ダブルス優勝(3回目)
201429世界選手権団体戦2位石川佳純、平野早矢香、石垣優香、田代早紀、森さくら
201530世界選手権シングルス2回戦敗退