引き続き、紹介できなかった日本未対戦のチームの戦力、結果を紹介していきます。
今回はオフチャロフの欠場、ボルの体調不良もあり、誰も予想できなかったグループリーグ敗退となったドイツ男子です。

今回、オフチャロフの欠場もあり、ドイツの苦戦自体は予想されていました。逆に言うと、日本が準決勝でドイツに当たった場合、勝つチャンスは大きいと思われていました。ボルも含めドイツ選手の世界ランクを、各人の最高ランクと比較すると、どの選手も過去の絶頂期より落ちている選手が目立ちます。絶頂期にあるオフチャロフを除き、ドイツは不調期にあったと言えるでしょう。

今回のドイツは初戦のデンマーク、二戦目のマレーシアには勝ったものの、フランス戦は体調不良ながら出場したボルが2敗して敗北(その後ボルは欠場)、イングランド戦はフランツィスカがウォーカーに敗戦したのが響き敗北、スウェーデンには3-2で勝ったものの、 結局グループ4位となり13位以下トーナメントに回る結果となりました。

シュテガーが35歳になり、バウムは最近不調、フィルス、フランツィスカ、メンゲルは可能性は感じられるものの伸び悩んでいる印象がある今、五輪の3番手を誰にするか、悩むところでしょうね。

世界ランク名前年齢最高ランク
9ボル351
34シュテガー3518
42フィルス2833
43フランツィスカ2428
57メンゲル2825
 
オフチャロフと水谷のポイント差は140点もあるため、チームランクで日本が逆転するのは難しそうですが(むしろボルと丹羽の差が90点なのでこちらの方が可能性がある)、リオで再び対戦することがあれば、日本が勝つチャンスは十分あるのではと思っています。