大人初心者「立野B」の卓球ノート

40過ぎてから卓球にはまった初心者が試行錯誤する卓球ノートです。

2016年02月

2日目は男子は2試合。ガオ・ニン/ヤン・ツーのシンガポールと、ペン表の星ワン・ゼンイを擁するポーランドである。

シンガポール(チームランク29位)
世界ランク名前年齢最高ランク
21ガオ・ニン349
163ヤン・ツー3221
176CHEW Zhe Yu Clarence21175
334PANG Xue Jie23
604POH Shao Feng Ethan17

シンガポールはガオ・ニン/ヤン・ツーのベテラン2人と若手3人でエントリー。
ヤンツーはここ数年精彩がなくランクを落としているが、本来の力を発揮すれば怖い存在。

ガオニンは初戦のポーランド、ディヤス戦で負傷したという情報もあるが、その後ワンには勝っており試合には出てくるだろう。

李虎(WR60)がエントリーしていないのは、おそらく国籍変更選手のルールに抵触しているため。
 

ポーランド(チームランク12位)
世界ランク名前年齢
40ワン・ゼンイ33
67ゴラク33
82ディヤス21
220クルパ22
247ザトカ19
 
ポーランドといえば、ペン表のワン・ゼンイ。世界ランク40位はペン表としては最高ランクである。
プラになってペン表は厳しいとされているが、ワン・ゼンイはここに来て自身の世界ランクベストを更新。直前のドイツオープンでもガオニンと張禹珍を撃破しており注目の存在だ。

現代のペン表の最高峰がどのような試合を見せるのか、卓球ファンなら注目しているところだろう。
(放送がこれまたなさそうなのが残念。。。)

怖いのが森薗にも勝っているディヤス。
初日のシンガポール戦いでガオニン、ヤンツーを下しており勢いのある若手だ。



 

まだブラジル戦が残っているが、初戦のチェコ戦を3-0で制した女子チームが2日目に対戦するのは北朝鮮。ワールドツアーにあまり出場しないため世界ランクは低いが、世界ランク2位の日本と互角と目される難敵である。昨年のワールドチームカップは0-3で敗れている強敵だ。

世界ランク名前年齢
37リ・ミョンスン24
70リ・ミギョン26
89キム・ソンイ22
124チャ・ヒョシム22

特に怖いのがリ・ミョンスンとキム・ソンイのカットマン2人。この2人は対日本人に非常に相性がよいのだ。

2014年以降の日本選手との対戦成績を見てみても、

リ・ミョンスン

 石川に勝利 2014年アジアカップ
 石垣に勝利 2015年ワールドチームカップ
 浜本に勝利 2015年ドイツオープン
 福原に敗北 2015年ドイツオープン

キム・ソンイ

 若宮に勝利 2015年ワールドチームカップ 
 伊藤に勝利 2015年中国オープン

と、かなり分が悪い。日本チームは北朝鮮戦が最初の山場と睨んでカットマン対策を進めているが、果たして。。

ちなみに、残りのリ・ミギョンも2015年ワールドチームカップで平野早矢香に勝利、日本選手との未対戦のチャ・ヒョシムもアジア大会で李皓晴で破っており、非常に強い選手である。

いよいよ世界選手権開幕。男子の初戦はサムソノフ率いるベラルーシ、女子は2試合でチェコ、ブラジルとの対戦となる。

男子の初戦、ベラルーシ(チームランク14位)
世界ランク名前年齢
8サムソノフ40
143プラトノフ33
308カーニン18
375バラバノフ23
412シャムルク20
 
2年前は初戦でギリシャに破れ、苦しいグループリーグとなった。ベラルーシはサムソノフ以外は目立った選手はいないのだが、2点取られてしまうと他がプレッシャーがかかる試合となる。初戦だけに、きっちり勝っておきたいところ。初戦ということもありベストメンバーで臨むと思われる。オーダー注目。

サムソノフの試合がじっくり見たいのだが、この試合の放送はない模様。ハイライトも期待薄か。。


女子の初戦 、チェコ(チームランク15位)
世界ランク名前年齢
74バチェノフスカ30
88マテロヴァ26
94ストヴァイコヴァ37
129チェホバ33

エースのバチェノフスカは2009年世界選手権ベスト8で最高世界ランクは24位。ここ2年でもリュー・ジャやリー・ジャオに勝利している難敵。直近でもドイツオープンで浜本に勝利している。マテロヴァは2015の世界選手権で平野早矢香に勝った選手で侮れない。

初戦ということもあり、オーダーは五輪代表の3名でいくのではないか。

女子の2戦目 、ブラジル(チームランク26位)
世界ランク名前年齢
130グイ・リン23
139クマハラ21
158タカハシ16
(156)シルヴァ35

1日2試合ということもあり、石川や福原は休ませたいところ。若宮か浜本のどちらかは出場すると予想。

ちなみに、グイ・リンは昨年のオーストリアオープンで田代に勝っている。

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2016/2/28

更新1(12:30)

Cechovaですが、卓レポのTwitterが「チェホバ」と表記したのであわせました。


更新2(15:30)
卓レポにチェコ戦の結果レポートが出ました。
http://www.takurepo.com/championship/2016/02/003234.html 

更新3
ベラルーシ、なんとサムソノフ温存。日本は水谷、大島を2点使いで3番丹羽のオーダー。 

更新4
Cechova、卓球王国の表記は「チェチョバ」。 続きを読む

世界ランク5位、2年前と同様予選リーグに難敵ポルトガルが入ってきました。
(ちなみに、6位香港、7位オーストリア、8位スウェーデンです)

メンバーは2年前、激戦を繰り広げたフレイタス、アポローニャ、モンテイロの「三銃士」に、ジェラルド、チェンという若手2人を加えたメンバー。おそらくは日本戦はいつもの3人でしょう。

世界ランク名前年齢
11フレイタス28
26アポローニャ30
45モンテイロ33
81ジェラルド21
223チェン20
 
2年前の結果を振り返ります(出展は卓球レポート)

<予選リーグ>
○水谷 7,7,9 アポロニア
○丹羽 8,-6,10,-4,9 フレイタス
 松平 -9,12,7,-9,-9 モンテイロ○
○水谷 6,7,-7,-4,6 フレイタス

<準々決勝>
○丹羽 7,5,14 フレイタス
○水谷 4,6,9 アポロニア
○松平 7,-9,10,7 モンテイロ

当時丹羽選手はフレイタス選手に相性が良かったのですが、ここ最近は連敗中。史上最強と言っていい男子代表ですが、対ポルトガルに限っては、2年前より状況は厳しくなっているかもしれません。

若手2人も紹介します。

ジェラルド選手は、2014年にはランキング300位台だったのですが、その後格上を次々と撃破してランキングも急上昇。波があるようですが、2014年に吉村真晴選手に勝つなど侮れない存在です。

チェン選手は今のところ目だった成績はない模様。
 
ポルトガルとは予選リーグ最終戦、 3/2に対戦します。

世界選手権のエントリーを紹介していきます。

まずは中国。オリンピックイヤーということもあり、非常に順当な選出となりました。
順当すぎて意外に思うほどです。

まずは男子。
世界ランク名前
1馬龍
2樊振東
3許シン
4張継科
9方博
 
2年前と比べ、王浩が引退し、昨年の世界選手権個人戦で準優勝した方博が入りました。大事な試合でどの3人が選ばれるのか、五輪代表を占う上で注目です。

 女子
世界ランク名前
1劉詩ウェン
2丁寧
3朱雨玲
6陳夢
7李暁霞

こちらは2年前と全く同じ5名となりました。最近怪我がちで目だっていなかった李暁霞も選ばれています。五輪の3人目として李暁霞が選ばれるという予測もありますので、こちらも大事な試合での3名がどう選ばれるのか注目です。

 

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