大人初心者「立野B」の卓球ノート

40過ぎてから卓球にはまった初心者が試行錯誤する卓球ノートです。

2016年01月

全日本選手権の上位者の戦形を集計してみた。

<男子>
ベスト 16中。。

16人全員がシェーク裏裏。。。

# ベスト32まで見ても、カットマン2名、ペンはゼロでした。

<女子>
ベスト16人中。。

ペンは1人(宋恵佳)
カットマンは3人(佐藤瞳、石垣優香、北岡エリ子)
バック表は4人(福原愛、加藤杏華、伊藤美誠、若宮三紗子)
裏裏は8人(松澤茉里奈、平野美宇、浜本由惟、土井みなみ、平野早矢香、石川佳純、早田ひな、平野 容子)

# ベスト32まで見ると裏粒の阿部恵が出てくる

女子は戦形にバリエーションがあるようだ。




 

世界選手権の個人戦上位がほとんど中国出身者で占められる事態を防ぐため、2008年9月1日にITTFは国籍変更選手に対する出場制限を導入しています。

公式な文書が見つからなかったのですが、おおよそ以下のような内容のようです(by Yahoo知恵袋)
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(1)21歳以上の選手が国籍変更した場合、ITTF主催の国別対抗試合(世界選手権やワールドカップなど)に出場できない。
(2)15歳未満で変更の場合は3年間、15歳以上18歳未満は5年間、18歳以上21歳未満は7年間、該当国際大会に 出場できない「待機期間」を設ける。
(3)選手の生活権を保障するため、賞金大会のITTFプロツアーは参加を認める。また、五輪も国際オリンピック委員会(IOC) 管轄大会のため適用外。 
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このルールに抵触する選手は、オリンピックには出場できますが、世界選手権には出場できません。

このルールに当てはまるのが女子の以下3人。

ハン・イン(ドイツ)(WR9位)
田志希(韓国(WR11位)
シャン・シャオナ(ドイツ)(WR16位)

世界選手権でもドイツは強敵ですが、オリンピックではさらに手強い敵となりそうです。



9月に行われるリオ五輪。メダル争いの重要な要素がシード権だ。中国とギリギリまで当たらないシードを取れるかどうか、これから9月まで熾烈なシード権が争いが繰り広げられることになる。現状を整理してみた。

以下に中国以外の選手のレイティングポイントの順位を示す。ボーナスポイントは原則1年で失効してしまうので、「現在の持ち点」という意味ではレイティングポイントが重要なのだ。

<女子>
WR順位名前国籍ポイント
97ハン・インドイツ2747
78石川佳純日本2741
49福原愛日本2732
810馮天薇シンガポール2709
1512ソルヤドイツ2643
2113リー・ジャオオランダ2630
3514リ・ミョンスン北朝鮮2593
1115田志希韓国2583
1916リー・ジェオランダ2582
1717シャン・シャオナドイツ2582
2218鄭 怡静台湾2578
1319徐 孝元韓国2574

フォンティエンウェイはもちろんのこと、実はハン・イン、ソルヤのドイツ勢が強敵であることがわかる。

# 世界選手権の女子はグループリーグでドイツ・北朝鮮と同組。最近なかった「死の組」である。

<男子>
WR順位名前国籍ポイント
--ボルドイツ2621
46オフチャロフドイツ2596
67水谷隼日本2511
710荘智淵タイペイ2450
 
男子もボル、オフチャロフのドイツ勢が強敵である。

これからリオまで、シード争いの状況を計算していきたい。
男女共にドイツ勢が強敵なので次週のドイツオープンは重要な大会となるだろう。



今年のインターハイ、全日本ジュニアと連続で準優勝して注目されている橋本帆乃香選手ですが、ハンガリーオープンで一回戦でソルヤ(wr15)、二回戦で李皓晴(wr29)を連破し大躍進です。三回戦は同じカットのリージェ(wr19)です。

残念ながら動画がないので、プロフィールと過去成績のまとめを。

橋本帆乃香選手は四天王寺高校在学中の高校2年生。全日本出場時はミキハウスJSC所属となります。愛知の卓伸クラブの出身ですね。

2010
 全日本ホープス ベスト4(優勝は加藤美優)
2011
 全日本カデット13歳以下の部 ベスト8(優勝は小五の平野美宇)
2012
 全日本ジュニア 2回戦敗退
 全日本カデット14歳以下の部 浜本由惟を破ってベスト4(優勝は小六の平野美宇)
2013
 全日本ジュニア 3回戦敗退
2014
 全日本ジュニア 3回戦敗退
2015
 全日本一般 ベスト64
 全日本ジュニア ベスト8
 インターハイ 準優勝
2016
 全日本ジュニア 準優勝
 全日本一般 ベスト32

現高校2年、3年の世代は佐藤瞳、牛嶋星羅と有望なカットマンが多いだけに楽しみです。


PS

卓球王国によると、インターハイの前日のラケットを変えた(剛力⇒剛力スーパーカット)とのこと。前日に変えるとは、本人も凄いですが変えさせる作馬さんも凄いですね。

剛力スーパーカットはもうすぐ一般に発売される製品ですが、橋本選手の好成績を受けてカットマンには気になる製品ですね。

動画は全日本ジュニア準決勝です。

 

ワールドツアーのハンガリーオープン(メジャーシリーズ)で中畑夏海選手(愛工大)が一回戦でフォンティエンウェイ(馮天薇 世界ランキング8位 ロンドンオリンピック銅メダル)をフルゲームで破ったようです。

中畑選手は予選からの出場。世界ランク100位台の選手に3勝して本選に臨んでいました。2回戦で森薗美咲選手に敗れたものの、世界ランクは急上昇(現在ランク外)で、今後注目されるのは間違いありません。

残念ながらその試合の動画がないのですが、予選は一試合ITTFTVにあるのでリンクしておきます。
http://cdn.laola1.tv/ittf/iframe/player.html?pfad=mp4:CHANNEL1-Seniors/2016/ittf_budapest/160120_t1_AMBRUS_Krisztina_HUN_NAKAHATA_Natsumi_JPN 

情報が少ないのですが、中畑選手は山陽女子高校出身で愛知工業大学に在学中。
過去の主な戦績は、

2014
 全日本卓球 ジュニアの部 3回戦で平野美宇選手に2-3で敗退
 インターハイ 3回戦敗退
2015
 オール西日本大学卓球選手権大会 第3位
2016
 全日本卓球 3回戦で山梨有理選手に2-3で敗退

となっています、成績を見る限り大学に入って急激に伸びた選手のようで、今後が楽しみですね。

# 石川佳純選手が2回戦で負けているのも気になりますが、、全日本疲れかな。。
 

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