以前から切り返しが安定せず、色々と試行錯誤していた。
マシンの球なら問題なく出来るのに、生きた球を切り返しすると途端に不安定になるのだ。

出来なかった時との違いは一つ、

「下半身をがっちり固めて球を打つ」。 である。

どうやら、下半身が安定しておらず、一球打つごとに体勢が崩れていたようなのだ。崩れた体勢だから、当然次の球への動きが遅れる。遅れるとさらに崩れると悪循環。これが生きた球で切り返し練習をすると不安定になる原因だったのだ。

出来るようになった練習、イメージを書き留めておく。

実のところ、切り返しの練習をしていて下半身が固まったわけではない。普段ほとんどやらないシステム練習で、下回転打ちで力強い球を出そうとして試行錯誤していたら下半身が固めるイメージがついたのだ。

そのシステム練習とは、先々週にやっていた練習で、

① バック側からクロスに下回転を出す
② ストレートに突っついてもらう
③ クロスにドライブ

をやってみたら、③で強い球を打てず試行錯誤していたのだ。

この練習では、③で前後運動は使えず(回り込んで打つなら前後運動が使える)、体の回転をしっかり使ってドライブを打つ必要があるのだが、下半身が固まっておらず速いスイングが出せていなかった。

何度目かにふと、しっかり膝を曲げて下半身を固めたら、見違えるような良い球が出たのだ。このイメージを一週間持ち続け、先週の練習に持ち込んだら、苦労していた安定した切り返しがあっさり出来たのだ。
ここ3ヶ月で一番のカタルシス。一番の達成感。

妻から以前から「下半身を固めろ」とずっと言われてはいたが、どうやれば出来るのかわからなかった。

これだから大人初心者は難しい。
これだから卓球は面白い。