世界選手権の個人戦上位がほとんど中国出身者で占められる事態を防ぐため、2008年9月1日にITTFは国籍変更選手に対する出場制限を導入しています。

公式な文書が見つからなかったのですが、おおよそ以下のような内容のようです(by Yahoo知恵袋)
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(1)21歳以上の選手が国籍変更した場合、ITTF主催の国別対抗試合(世界選手権やワールドカップなど)に出場できない。
(2)15歳未満で変更の場合は3年間、15歳以上18歳未満は5年間、18歳以上21歳未満は7年間、該当国際大会に 出場できない「待機期間」を設ける。
(3)選手の生活権を保障するため、賞金大会のITTFプロツアーは参加を認める。また、五輪も国際オリンピック委員会(IOC) 管轄大会のため適用外。 
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このルールに抵触する選手は、オリンピックには出場できますが、世界選手権には出場できません。

このルールに当てはまるのが女子の以下3人。

ハン・イン(ドイツ)(WR9位)
田志希(韓国(WR11位)
シャン・シャオナ(ドイツ)(WR16位)

世界選手権でもドイツは強敵ですが、オリンピックではさらに手強い敵となりそうです。