9月に行われるリオ五輪。メダル争いの重要な要素がシード権だ。中国とギリギリまで当たらないシードを取れるかどうか、これから9月まで熾烈なシード権が争いが繰り広げられることになる。現状を整理してみた。

以下に中国以外の選手のレイティングポイントの順位を示す。ボーナスポイントは原則1年で失効してしまうので、「現在の持ち点」という意味ではレイティングポイントが重要なのだ。

<女子>
WR順位名前国籍ポイント
97ハン・インドイツ2747
78石川佳純日本2741
49福原愛日本2732
810馮天薇シンガポール2709
1512ソルヤドイツ2643
2113リー・ジャオオランダ2630
3514リ・ミョンスン北朝鮮2593
1115田志希韓国2583
1916リー・ジェオランダ2582
1717シャン・シャオナドイツ2582
2218鄭 怡静台湾2578
1319徐 孝元韓国2574

フォンティエンウェイはもちろんのこと、実はハン・イン、ソルヤのドイツ勢が強敵であることがわかる。

# 世界選手権の女子はグループリーグでドイツ・北朝鮮と同組。最近なかった「死の組」である。

<男子>
WR順位名前国籍ポイント
--ボルドイツ2621
46オフチャロフドイツ2596
67水谷隼日本2511
710荘智淵タイペイ2450
 
男子もボル、オフチャロフのドイツ勢が強敵である。

これからリオまで、シード争いの状況を計算していきたい。
男女共にドイツ勢が強敵なので次週のドイツオープンは重要な大会となるだろう。