グランドファイナルで早田ひな選手が2冠、直前の世界ジュニアとあわせて、一般テレビでも「黄金世代」として3人が取り上げられるようになりました。黄金世代と言われる2000年生まれ世代のこれまでの戦績をまとめてみます。

2000年世代は、実は3人だけではなく、塩見真希選手(四天王寺高校)を加えた4人で争ってきました。小一の全日本バンビの部から年度別に紹介していきます。

# 以降、敬称は略させて頂きます。

<2007年度>(小一)
 平野美宇:バンビ優勝(福原愛以来の一年生優勝)
 伊藤美誠:バンビベスト4(加藤美優に敗戦)
 塩見真希:バンビ二回戦敗退(平野美宇に敗戦)

<2008年度>(小二)
 平野美宇:全日本ジュニアで一勝(最年少出場、勝利記録)、カブ準優勝(優勝は加藤美優)
 伊藤美誠:バンビ優勝
 早田ひな:バンビ一回戦敗退(塩見真希に敗戦)
 塩見真希:バンビ準優勝

<2009年度>(小三)
 平野美宇:全日本に全種目(シングルス、ダブルス、混合ダブルス、ジュニア)出場(最年少記録更新)、ジュニア三回戦、カブ優勝
 伊藤美誠:カブベスト4、ジュニア出場、カデットベスト8
 塩見真希:カブ三回戦敗退

<2010年度>(小四)
 平野美宇:全日本3回戦進出(史上最年少)、ジュニア4回戦進出、ホープスベスト4、カデットベスト8
 伊藤美誠:全日本2回戦進出(史上最年少 田代早紀選手に敗戦)、カブ優勝
 早田ひな:カブベスト4
 塩見真希:カブ準優勝

<2011年度>(小五)
 平野美宇:全日本ジュニア準優勝(優勝は谷岡あゆか)、カデット(13歳以下の部)優勝、ホープス準優勝(優勝は加藤美優)
 伊藤美誠:カデット(13歳以下の部)準優勝、ホープスベスト4(加藤美優に敗戦)、全日本三回戦、ジュニアベスト8(谷岡あゆかに敗戦)
 塩見真希:ホープスベスト8

<2012年度>(小六)
 平野美宇:カデット(14歳以下の部)優勝、ホープスベスト4
 伊藤美誠:世界ジュニア代表(史上最年少 シングルスベスト16、団体準優勝)、カデット(13歳以下の部)準優勝(優勝は加藤美優)、ホープスベスト4
 早田ひな:ホープス準優勝
 塩見真希:ホープス優勝

<2013年度>(中一)
 平野美宇:全日本ジュニア準優勝(優勝は加藤美優)、世界ジュニア代表(団体準優勝)
 伊藤美誠:世界ジュニアシングルスベスト8(団体準優勝)
 早田ひな:全中優勝、カデット(14歳以下の部)ベスト8(優勝は加藤美優)
 塩見真希:カデット(13歳以下の部)ベスト4(優勝は青木千佳)

<2014年度>(中二)
 平野美宇:グランドファイナルダブルス優勝(最年少)、全日本ベスト8
 伊藤美誠:グランドファイナルダブルス優勝(最年少)、全日本ジュニア優勝、全中準優勝、全日本ベスト8
 早田ひな:全中優勝(二連覇)、ジュニア準優勝、カデット(14歳以下の部)ベスト4
 塩見真希:カデット(14歳以下の部)優勝、全中ベスト8(伊藤美誠に敗戦)

<2015年度>(中三)
 平野美宇:全日本準優勝
 伊藤美誠:ドイツオープン優勝、世界選手権ベスト8、全日本ベスト4
 早田ひな:全日本ベスト8
 塩見真希:全中優勝、全日本ベスト8(平野美宇に敗戦)

<2016年度>(高一)
 平野美宇:W杯優勝、ポーランドオープン優勝
 伊藤美誠:リオ五輪銀メダル、オーストリアオープン優勝
 早田ひな:インターハイ個人優勝、グランドファイナルU-21・ダブルス優勝、オーストラリアオープン優勝
 塩見真希:インターハイ団体優勝

こうして書いてみると凄い成績ですね。現在の世界ランクは伊藤選手が9位、平野選手が11位、早田選手が24位、塩見選手が59位です。